旅の目的は主にアートです。

旅は日帰りも含みます。近くの美術館から遠くの美術館まで。観たいものは観たい!気ままな鑑賞日記です。

サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法 練馬区立美術館 2018.4

サヴィニャックといえばとしまえんの広告「プール冷えてます」はい、そんな世代です。 ポスターは知っているけど、経歴や人物についてはあまり詳しくなく、 「ポスターかわいいし!見に行こ!としまえん懐かしいし!」なノリで行ってきました。 初期のカッサ…

ルドン−秘密の花園 三菱一号館美術館 2018.3

昔の建物を利用した美術館って、展示も建物も楽しめていいですよね。今の所、一番好きなのが東京都庭園美術館なんですけどこちらも好きです、三菱一号館美術館。 ルドンの黒の幻想的などこか憂鬱な初期の作品も好きですが自分が最初に触れたのが花の絵だった…

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜 東京都美術館 2018.3

「ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示」ということでそうえいば最近、ボスを始め、その界隈を鑑賞する機会が多かったかも、って思って、ふらっと行ってきました。キャプションが4世代の誰の…

谷川俊太郎 展 東京オペラシティ アートギャラリー 2018.3

結構、詩が好きで、詩集もたまに買います。谷川さんは写真もやってますね、なぜか詩集ではなく、写真集を持っています。詩に関する展覧会って意外にあるかも。以前まどみちお展に行きました。まどさんも詩以外にも絵を描きますね。 谷川さんの詩でどれが好き…

没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 東京国立近代美術館 2018.3

池袋モンパルナス展の歴史を見てたら、池袋美術研究所の署名、最初が熊谷守一だったので、ちょうど観に行こうと思っていたし、と国立近代美術館までハシゴしました。「轢死」(←一所懸命観たけど真っ黒にしか見えなかった)「蠟燭」などの、闇と光を追求して…

東京⇄沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村 板橋区立美術館 2018.3

以前何かで知った池袋モンパルナスが取り上げられてたので行ってみました。ニシムイ美術村はよく知らなかったけど。 由来となったモンパルナスとか他にもソーホーとかトキワ荘とか同じ志を持つ芸術家たちが集まるって素敵ですね。 佐伯祐三、松本竣介、藤田…

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 国立西洋美術館 2018.2

展覧会の初日に行くということは滅多にないのですが…… こちらは珍しく初日に行きました。なぜなら…… 音声ガイドのプレゼンターが愛しのミッチーだったからです! ミーハーです!ええ、20年来のミッチーベイベーとして気合いが入ります! ミーハーぶりはそれ…

石内都 肌理と写真 横浜美術館 2018.2

横浜美術館は好きな美術館の一つです。エントランスの天井の高さとかそれを活かした展示とか。あと好みの展覧会が多かったり、横浜トリエンナーレも楽しいし。 で、なんとなくタイトルに惹かれて足を運んでみたら、石内都、以前TVでみて興味あった、被爆者の…

仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ― 東京国立博物館 2018.1

トーハクこと東京国立博物館の特別展は、書道関連の展覧会に行くことが多いです。他にも興味深い展覧会は多いですね。あと、夜間開館を活かした面白い企画も。 で、今回は「仏像か〜」とか思って、特に見に行くつもりはなかったのですが、SNSを見ていたら空…

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル 森美術館 2018.1

金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」が有名なアーティスト。 まだ行ったことがないので、作品を見るのは初めてかな?と思っていたのですけど、 越後妻有大地の芸術祭で「トンネル」、 瀬戸内国際芸術祭で「不在の存在」を見ていました。 勉強不足……。 …

現代演劇ポスター展2017 演劇の記憶、時代の記憶、デザインの記憶、都市の記憶 渋谷ヒカリエホール 2018.1

演劇が好きでたまに観に行きます。 寺山修司も好きで5年前の没後30年のときにたくさん発刊された書籍を読んだのですが、笹目浩之さんのポスターハリスの本がとても印象に残っていたので、ポスター展にはいつか行きたいなと思っていました。 今回、3会場でや…

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 東京都美術館 2018.1 北斎とジャポニスム  HOKUSAIが西洋に与えた衝撃 国立西洋美術館 2018.1

新年早々、終了ギリギリ駆け込みシリーズ。同じジャポニスムという観点からまとめての感想です。 まず、ゴッホ展から。 ゴッホの作品や影響を与えた浮世絵の展示以外にも、写真や映像で、ゴッホの墓やポール・ガシェ家を訪問した資料の展示なども豊富にあり…

ディエゴ・リベラの時代 埼玉県立近代美術館 2017.12

これが2017年最後に観たかな……確か。 TVで紹介されていて、メキシコか〜、フリーダ・カーロくらいしか知らない……ってそのフリーダの夫がディエゴ・リベラなのか!と知ったのと、紹介されていたメキシコの美術と「メキシコ壁画運動」に興味を持ったので行って…

シャガール 三次元の世界 東京ステーションギャラリー 2017.12

オットー・ネーベル展のタイトルにシャガールとあったので、シャガール、そういえばどっかでやってたな…?って調べたら東京ステーションギャラリーでその日が最終日で、そんなに好きかと聞かれたらそうでもないけど、立体は観たことないな〜と思ってやっぱり…

知られざるスイスの画家 オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代 Bunkamura ザ・ミュージアム 2017.12 

オットー・ネーベル、日本ではあまり知られていない画家ですね、日本初の回顧展だそうです。私も初めて観ました。 本展のキービジュアルにもなっている、『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』ネーベルが1931年にイタリアを旅した際にその景観を自身の…

猫百態 ー朝倉彫塑館の猫たちー 朝倉彫塑館 2017.10

以前、江戸東京博物館で「ねこ展」をやっていてそこの展示にあったのが朝倉文夫の猫の作品、と猫に囲まれた写真…。 猫好きなので、いつか朝倉彫塑館に行こうと思っていたら、丁度、「猫百態」という企画展が。なかなか開館時間が短いので難しいかな?と思っ…

ASEAN設立50周年記念 サンシャワー東南アジアの現代美術展 1980年代から現代まで 国立新美術館×森美術館 2017.10

春のハルシャ展から始まって、やっぱりアジアづいているなあと、こちらに行ってきました。 若さ故の問題提起や勢いもありつつ、ノスタルジックな気分にもなるのは自分もアジア人だからでしょうか?おもしろかったです。 ※会場で撮影した作品の写真は「クリエ…

ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス 2017.10

もう2017年も終わるというのに…アップしていない記事がいっぱいあります…。 ブログをマメにアップしている人ってすごいですね…。 気を取り直して… 3年に一度のお楽しみ、ヨコトリです。 テーマもおもしろそうでしたが、何より、オラファー・エリアソンの作品…

ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション 東京都美術館 2017.10

美術館がテーマになった展覧会を観るのは久しぶり。 杉戸洋 とんぼ と のりしろ展を観ようと東京都美術館に行ったらこちらもやっていたので。相互割引もあるし〜、あ、英一蝶あるのか〜!観よう観よう!って感じでしたがとてもよかったです。 もちろん写真は…

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展 パナソニック汐留ミュージアム 2017.9

パナソニック汐留ミュージアムってどこだっけ?何となく、以前「今和次郎展」を観たトコかな?って行ってみたらそのとおりでした。 落ち込んでいて外出が億劫になっていたときに「今和次郎、観たい」ってえいやって出かけて、「あ〜外出れるじゃん」って少し…

東アジア文化都市2017 京都「アジア回廊 現代美術展」 京都芸術センター 2017.9

もう一つの会場、京都芸術センターへ。途中ちょっと迷ってしまい、交番で聞いたら「この道まっすぐ行かはって〜」って説明されて、おお!京都だ!って思ったり。 閉校になった京都市立明倫小学校の校舎の再利用した施設。美術館的な外観を想像していたのでど…

東アジア文化都市2017 京都「アジア回廊 現代美術展」 二条城 2017.9

シルバーウィークに大阪&京都旅行 実はこちらの鑑賞がメインでした。 大阪に用事があって、せっかくだから東京では見れない展覧会とかないかしら?って探して開催を知りました。二条城で現代美術、しかも普段は公開していない所にも入れたりとか?これはお…

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル 「バベルの塔」展 国立国際美術館(大阪中之島) 2017.9

春に東京都美術館でやっていたのに、特に興味ないな〜って観に行かなかったら、ボスの初来日の絵があったと知って自分の情報収集不足を嘆いていたのですが、大阪に巡回があると知り調べたらちょうど計画していたシルバーウィークの大阪&京都旅行に日程がか…

アルチンボルド展 国立西洋美術館 2017.9

子供の頃から、騙し絵とか錯視とかが大好きでした。浮世絵、特に国芳が好きなのもその延長かもしれません。(とはいえ、最初は寄せ絵や猫に惹かれてましたが好きになるにつれて武者絵の方が好きになっていました) で、誤解していたのですが、アルチンボルド…

美の探求 2017東京 現代アートによる国際交流展 アーツ千代田 3331 2017.8

イベント、ワークショップと展示で構成されていたのだけれど、開催が始まってから知ったので、観たのは展示のみ、しかも終了ギリギリに駆け付けました。 旧千代田区立練成中学校を再利用した施設、親の母校なのでなんか思い入れある…。 一番好きな作品です。…

島根県立美術館 とおまけの旅行記 2017.7

夏休み続き もう9月になってしまいましたが…。 植田正治写真美術館を堪能した後は、大山牧場、水木しげるロード&水木しげる記念館へ。 この後のセリフは「腹が減るぞ!」いかす! そして島根に移動して翌日は小泉八雲記念館&旧居と島根県立美術館をまわり…

植田正治写真美術館 2017.7

今年の初めくらいにやってた「お母さん娘をやめていいですか?」というドラマで、主人公がデートで行ってたのが植田正治の写真展。 何か、見たときあるような…知らなかったような…とにかくとても気になったので調べたら何とも素敵な写真ばかり。 よし!今年…

ジャコメッティ展 国立新美術館 2017.8

20世紀を代表する彫刻家、没後半世紀を経た大回顧展ーとのうたい文句に楽しみにしていました!私は彫刻のイメージが強かったのですが、油彩もいい、というのも小耳に挟み、ますます楽しみに…。 彫刻は初期・キュビズム・シュルレリスムからその特長ある細長…

書だ!石川九楊展 上野の森美術館 2017.7

なんか、書の鑑賞ばかり続いてますが…たまたまです。 この日は同じ上野の国立科学博物館での「深海展」を夕方から観る予定で、では、そのまえにこちらに足を伸ばしてみよう、となったのでした。 石川九楊氏は「一日一書」と「書 - 筆蝕の宇宙を読み解く」を…

館蔵 夏の優品展 料紙のよそおい 五島美術館 2017.7

先月の根津美術館での「はじめての古美術鑑賞ー紙の装飾ー」に甚く感激したので入れ替わるように始まったこちらにも足を運びました。 こちらは、料紙のよそおいとうたっているだけあって、書の作品のみでしたが、 中国(清代、中華民国代)の詩箋、蠟箋など…