企画展をやっていないトーハクにいくのは初めてだ〜。 と台風が近づく中行ってきました。中国が好きなので観ておきたかったのです。
今からちょうど100年前の大正7年(1918)2月20日、東京帝国大学(とうきょうていこくだいがく、現・東京大学)で建築を研究していた関野貞(せきのただし)は、東京駅で300人もの人々に見送られながら、中国・インド・欧米等を周遊する、2カ年にも及ぶ調査旅行に出発しました。 この旅行で、関野が中国調査を行うのは3回目となります。調査地は、遼寧省、山西省、河北省、河南省、山東省、浙江省、江蘇省と広範囲に及び、調査対象は建築に限らず、美術、考古、金石と幅広いもので、各地で多くの写真を撮影しました。
(公式サイトより)
調査の行程を追いながらの関野貞が中国で撮影した写真の展示でした。建築の調査旅行なので、建物の写真ばかりでしたね。自分としては当時の風俗が見たいので人物や街の写真が見たかったな〜と。そんなことを思っていたら後期展示を見逃してしまったのですが、後期は南京や杭州、紹興、鎮江、そして天台山など、江南地方(長江流域及び以南)だった……。作品リスト見たら大雁塔もあったし……。後期、10月に入ってから企画展行ったので、見に行けばよかった……とちょっと後悔しました。
その後は、トーハクの通常展示を見たのですが、すごいボリューム。そして外国人のお客さんで混んでいた。
埴輪のコーナーで気に入ってしまった。
あと、本館をこんなにじっくり見たのももしかして初めてかも。しつらえがすごくよくて。やっぱり古い建物いいなあ。