直島は、2016年のとき、犬島へ行くときに経由して、戻りのときに少し時間があったので李禹煥美術館だけ寄りました。
瀬戸内アートの旅といえば直島!な代表的な島ですが、芸術祭ができる前に行って、地中美術館、ベネッセハウスミュージアム、家プロジェクトをまわっていたので、何となく後回しになってしまいました。
調べたらそのときは2007年、12年前?!だいぶ町並み(しまなみ?)も変化があったろうとあらためて行ってみました。
高松港からはフェリーで1時間ほど。待合のお客さんの多さに怯みますが、大きな船なので座席もたっぷり、窓の景色も楽しめて快適な船旅です。客席までの移動にはエレベーターもあります。
今までも、島へ行く前は、お昼を食べそびれたときのために高松のコンビニで飲食物を調達していて今回もそうしたのですが、直島、コンビニありました!知らなかった〜!さすが。
今回は、宮ノ浦と本村をまわりました。
8時12分のフェリーで宮浦港に9時到着、まずは、
『赤かぼちゃ』草間彌生
直島といえばこれですよね〜。
ちなみに黄色の『南瓜』はベネッセミュージアムの方にあります。
初めて近づいてみました……。
なぜかというと、私はいわゆる集合体恐怖の気があって……。草間作品はだいぶ見慣れたので今回は近寄ってみようかと……。
中に入ってからの港の眺めも素敵。勇気を出してよかった。ただ、赤かぼちゃはまだ大丈夫だけど、黄色の『南瓜』はやっぱり苦手……模様が。
『BUNRAKU PUPPET』ジョゼ・デ・ギマランイス
『直島パヴィリオン』藤本壮介
など他の屋外の作品を楽しんでからかぼちゃ柄のバスに乗って本村に移動〜。
混み具合もありますが早ければ10分くらいで農協前というバス停に。
バスを降りると近くに本村ラウンジ&アーカイブというインフォメーションがあって便利です。 グッズが買えたり(私はお土産に大竹伸朗ガチャをやりました)小休憩できたり。 パスポート持ってたらあまり関係ないけど、家プロジェクトのチケット販売もこちらで。
さて、どうまわろうか?しかし、12年前に来たときと全然印象が違う、とボーッとしてたら 交差点に常駐してるガイドの方(交通整理もかも、道が狭くて人が多くて、バスも来るから)に
「どこに行くの?(道わかる?な感じ)」と心配されたので
「いや、ノープランで〜」って言ったら
「じゃあ、まず『南寺』の整理券をもらってきなさい。たぶんまだ大丈夫だから。それから他をまわるといいよ」って
おすすめされたのでお礼を言って『南寺』に。
整理券をもらったら「13:45」の回の整理券でした。わ〜。確かまだ9時台だったので、ちょうどよかった〜。ガイドさんに感謝です。
家プロジェクト
『角屋』宮島達男
『碁会所』須田悦弘
この、町並みを歩きながらまわるの、なんともたまらない。
しかし、もう夏ですか?という暑さの中、とても心地よかったのが
『The Naoshima Plan 2019 「水」』三分一博志
今年の新作です。昨年まで使われていた旧家を利用した作品。
井戸があって、風が通って、とても気持ちいい……。ずっといたい。 お家も、中庭もあって素敵でした。いいな、昔のしつらえ。
その後公園(『南寺』の隣)でお昼を食べて、いざ
へ。
同行者の人に「確か好きなタイミングで出られたと思うよ〜」とのんきに言っていたのですが 並んでて気づいた、それ『地中美術館』のジェームズ・タレルだ。 これちょっと時間がかかるし、暗いから怖い人もいるかも、だ。 と、心配していたのですが……。結果はみな楽しめてほっとしました。
ジェームズ・タレルの作品は言葉で説明するのは難しい……。
『南寺』は、なんというか無になっていろんなことに気づく作品だなと思います。
次に同じく家プロジェクトの
『はいしゃ』大竹伸朗
ここ、12年前に来たときと周りの景色も全然違う記憶なのだけど。
もっと、周りに何もなくてぽつんとあって、中にも入れなかったし。違う作品だったのかな……。写真とか残ってないので何とも。でも大竹伸朗好きなので中に入ってじっくり楽しめてうれしい。
一通りまわってから再びバスで宮ノ浦へ。バスも混んでるので積み残されちゃ大変と早めに移動です。
港についたらフェリーまで1時間位あったので……。
『直島銭湯「I♥湯」』大竹伸朗
に初めて入ってみました!
銭湯が作品になっているのだけど入浴もできるのです。 いつも外観みるだけでしたが、ついに! 楽しかった〜。「I♥湯」タオルも買っちゃった。
疲れと汗を流して、最終のフェリーで高松へ戻ります。
来るたびに変化があって楽しい直島でした。