旅の目的は主にアートです。

旅は日帰りも含みます。近くの美術館から遠くの美術館まで。観たいものは観たい!気ままな鑑賞日記です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅 町田市立国際版画美術館 2018.11

浮世絵好きとしては気になっていたのだけど、何気に遠いのでなかなか足を運ぶきっかけがなかった、町田市立国際版画美術館。ヨルク・シュマイサー展の評判が良いのでこれはいいきっかけと、初めて行ってきました。 ドイツに生まれ学び、日本で学び、オースト…

中国近代絵画の巨匠 斉白石 東京国立博物館 東洋館8室 2018.11

トーハクの東洋館8室は中国の絵画・書の部屋で、いつもおもしろい展示をしているので好きです。 そして、だいたい撮影もOK。ガラスがあるので難しいけど。 日中平和友好条約の締結40周年を記念し、日本初公開となる北京画院(ぺきんがいん)の所蔵品を通じて…

東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流特別企画展 マルセル・デュシャンと日本美術 東京国立博物館 2018.11

昔、深夜番組で「宣誓」という現代美術の作品を裁判にかけるという番組があっておもしろくて見てたのだけど、確かその最終回で満を辞してで出てきたのがマルセル・デュシャンの「泉」だった気がする……。私の記憶が確かならば……。 で、それで、子供の頃に観た…

フェルメール展 上野の森美術館 2018.10

「フェルメール展 9/35」文字だけの予告見て日付?!と思ってびっくりしてた知人がいましたが……。 フェルメール現存作品35点のうち、9点が東京で観られる(2点は途中で入れ替えですが)上、よりによって場所が上野の森美術館と大混雑が予想される展覧会、日…

京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ 東京国立博物館 2018.10

今年の初めに行ったこの展覧会が、 ↓ 仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ― 東京国立博物館 2018.1 - 旅の目的は主にアートです。 思いの外よかったので、ほんとは隣の会場のデュシャン展だけでもいいかなあと思っていたのですが、こちらも寄…

中国写真紀行―日本人が撮った100年前の風景― 中国書画精華-名品の魅力-  東京国立博物館 2018.9

企画展をやっていないトーハクにいくのは初めてだ〜。 と台風が近づく中行ってきました。中国が好きなので観ておきたかったのです。 今からちょうど100年前の大正7年(1918)2月20日、東京帝国大学(とうきょうていこくだいがく、現・東京大学)で建築を研究…

没後50年 藤田嗣治展 東京都美術館 2018.9

藤田嗣治はいろんな美術館や展覧会で観るからおなじみなんだけど、まとまって観るのは初めてかも。史上最大級の大回顧展とのことです。 メインビジュアルになってるカフェの絵も素敵だし、グッズの猫のダイカットタオルも売り切れる前に!(と思いましたがグ…

ビーマイベイビー  Mitsuo Shindo Retrospective 信藤三雄レトロスペクティブ 世田谷文学館 2018.9

90年代、購読していたデザイン雑誌にいつも特集されていて、かっこいいなあと思っていて、懐かしいなあと思って足を運んだ。実をいうと音楽に関してはあまりかっこいいのは居心地が悪いと捻くれてしまうタイプだったので、みんながみんなフリッパーズ・ギタ…

ゴードン・マッタ=クラーク展 東京国立近代美術館 2018.8

ゴードン・マッタ=クラークは1943年アメリカ生まれ。 アートのみならず、建築やストリートカルチャー、食など幅広い分野で多くの作品を生み出した。とくに実際の建築物を分断する「ビルディング・カット」で広く知られ、都市に介入する姿勢を生涯貫いた。78…

ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画 DIC川村記念美術館 2018.8

昔、『週刊グレートアーティスト』という雑誌、というか毎週、1人のアーティストを取り上げた冊子が出て、100号発刊、全部集めてコレクションに!(専用ファイルも売ってたような…)いわゆるデアゴスティーニ的な。 最初は2冊創刊で安かった記憶…、ゴッホと…

「TOPコレクション たのしむ、まなぶ」 「内藤正敏 異界出現」 「世界報道写真展2018」 東京都写真美術館 2018.7

恵比寿にある東京都写真美術館。昔、ガーデンプレイスができる前、線路際をてくてく歩いて向かう昔の写真美術館の時代から好きでした。あの頃は入場料も数百円だったなあなどと思い出しつつ、あれ?ただ、自分が学生だったからかな?と思ったり。1階の映画館…

宮廷のコバルトブルー 景徳鎮明清官窯復刻展 日中友好会館美術館 2018.7

昔、上海博物館で景徳鎮を観てからその美しさに虜になりました。機会があれば観に行くようにしています。東京国立博物館の東洋館なんかでも観れますかね。特に、ピンクの色が好きなのです。普通は、この展覧会のタイトル通り、青が有名かと思うのですけど。…

生誕260年記念 心のふるさと 良寛 永青文庫 2018.7

一番好きな書は良寛さまの書です。おこがましいと思いつつも目標にしています。 そして、この展覧会、良寛さまの書をたっぷりと堪能できる貴重な機会だったのに、後期にギリギリ駆け込みました。前期を見逃していたのが悔やまれます。 個人蔵が多いのでまと…

ルーヴル美術館展 肖像芸術——人は人をどう表現してきたか 国立新美術館 2018.6

いろいろ美術展に行って感想をぽつぽつ上げていると、こんなこともあるのですね。 知人から、某招待デイに、ほどよい混みようの中、音声ガイド付きで 楽しむという機会をいただきました。 私はルート的に普段あまり使わない、こちらの入り口から……。 ルーヴ…

ミラクル エッシャー展 上野の森美術館 2018.6

エッシャーといえば、だまし絵の版画。錯視とかおもしろいですよね。 人気ありそう…上野の森美術館だし…。これは混むだろう、と早めに行ってみました。 上野の森美術館、毎回思うけどやっぱり動線が苦手だ。 なのに混みそうな人気の展示が多いのよね。これか…

ヌードNUDEー英国テート・コレクション 横浜美術館 2018.5

2月の石内都展鑑賞の後、予告のポスターを見て、これは観たいかも、と前売りを買って楽しみにしてました。 目玉はメインビジュアルになってるロダンの大理石彫刻「接吻」。 大きかった、存在感すごかった、 肌はすべすべだし、こう、抱き合ってお互いの肌に…

猪熊弦一郎展 猫たち Bunkamuraザ・ミュージアム 2018.4

猪熊弦一郎といえば、三越の包装紙。 個人的には昔通った某講座でMIMOCAこと丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のポスター制作の課題をやったことがあるな、そのときはあまり興味なかったのですが、瀬戸内国際芸術祭に行くようになって、ちょっと身近に感じたりして…

サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法 練馬区立美術館 2018.4

サヴィニャックといえばとしまえんの広告「プール冷えてます」はい、そんな世代です。 ポスターは知っているけど、経歴や人物についてはあまり詳しくなく、 「ポスターかわいいし!見に行こ!としまえん懐かしいし!」なノリで行ってきました。 初期のカッサ…

ルドン−秘密の花園 三菱一号館美術館 2018.3

昔の建物を利用した美術館って、展示も建物も楽しめていいですよね。今の所、一番好きなのが東京都庭園美術館なんですけどこちらも好きです、三菱一号館美術館。 ルドンの黒の幻想的などこか憂鬱な初期の作品も好きですが自分が最初に触れたのが花の絵だった…

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜 東京都美術館 2018.3

「ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示」ということでそうえいば最近、ボスを始め、その界隈を鑑賞する機会が多かったかも、って思って、ふらっと行ってきました。キャプションが4世代の誰の…

谷川俊太郎 展 東京オペラシティ アートギャラリー 2018.3

結構、詩が好きで、詩集もたまに買います。谷川さんは写真もやってますね、なぜか詩集ではなく、写真集を持っています。詩に関する展覧会って意外にあるかも。以前まどみちお展に行きました。まどさんも詩以外にも絵を描きますね。 谷川さんの詩でどれが好き…

没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 東京国立近代美術館 2018.3

池袋モンパルナス展の歴史を見てたら、池袋美術研究所の署名、最初が熊谷守一だったので、ちょうど観に行こうと思っていたし、と国立近代美術館までハシゴしました。「轢死」(←一所懸命観たけど真っ黒にしか見えなかった)「蠟燭」などの、闇と光を追求して…

東京⇄沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村 板橋区立美術館 2018.3

以前何かで知った池袋モンパルナスが取り上げられてたので行ってみました。ニシムイ美術村はよく知らなかったけど。 由来となったモンパルナスとか他にもソーホーとかトキワ荘とか同じ志を持つ芸術家たちが集まるって素敵ですね。 佐伯祐三、松本竣介、藤田…

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 国立西洋美術館 2018.2

展覧会の初日に行くということは滅多にないのですが…… こちらは珍しく初日に行きました。なぜなら…… 音声ガイドのプレゼンターが愛しのミッチーだったからです! ミーハーです!ええ、20年来のミッチーベイベーとして気合いが入ります! ミーハーぶりはそれ…

石内都 肌理と写真 横浜美術館 2018.2

横浜美術館は好きな美術館の一つです。エントランスの天井の高さとかそれを活かした展示とか。あと好みの展覧会が多かったり、横浜トリエンナーレも楽しいし。 で、なんとなくタイトルに惹かれて足を運んでみたら、石内都、以前TVでみて興味あった、被爆者の…

仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ― 東京国立博物館 2018.1

トーハクこと東京国立博物館の特別展は、書道関連の展覧会に行くことが多いです。他にも興味深い展覧会は多いですね。あと、夜間開館を活かした面白い企画も。 で、今回は「仏像か〜」とか思って、特に見に行くつもりはなかったのですが、SNSを見ていたら空…

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル 森美術館 2018.1

金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」が有名なアーティスト。 まだ行ったことがないので、作品を見るのは初めてかな?と思っていたのですけど、 越後妻有大地の芸術祭で「トンネル」、 瀬戸内国際芸術祭で「不在の存在」を見ていました。 勉強不足……。 …

現代演劇ポスター展2017 演劇の記憶、時代の記憶、デザインの記憶、都市の記憶 渋谷ヒカリエホール 2018.1

演劇が好きでたまに観に行きます。 寺山修司も好きで5年前の没後30年のときにたくさん発刊された書籍を読んだのですが、笹目浩之さんのポスターハリスの本がとても印象に残っていたので、ポスター展にはいつか行きたいなと思っていました。 今回、3会場でや…

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 東京都美術館 2018.1 北斎とジャポニスム  HOKUSAIが西洋に与えた衝撃 国立西洋美術館 2018.1

新年早々、終了ギリギリ駆け込みシリーズ。同じジャポニスムという観点からまとめての感想です。 まず、ゴッホ展から。 ゴッホの作品や影響を与えた浮世絵の展示以外にも、写真や映像で、ゴッホの墓やポール・ガシェ家を訪問した資料の展示なども豊富にあり…

ディエゴ・リベラの時代 埼玉県立近代美術館 2017.12

これが2017年最後に観たかな……確か。 TVで紹介されていて、メキシコか〜、フリーダ・カーロくらいしか知らない……ってそのフリーダの夫がディエゴ・リベラなのか!と知ったのと、紹介されていたメキシコの美術と「メキシコ壁画運動」に興味を持ったので行って…