2023年のトップ3の後は、今年行きたい展覧会2024のハッシュタグがありまして。
私はそのうちの1つがこの「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」でした。(残り2つはおいおい)千葉市美で荒井良二展をみたあと、次の予告のチラシを見て、テンションが上がってしまった。浮世絵展で1つや2つ展示されているのを見た記憶があるようなないような、主に画集でしか見たことのなかった10頭身12頭身?美人の浮世絵で有名な鳥文斎栄之がまとめて観られるとは!
前期後期で多く入れ替えがあるみたいなので、開幕早々行ってきました。初日の1月6日だったらさや堂ホールで獅子舞があったのだけど、予定合わず。お正月らしくていいな、いつか見てみたいです。
鳥文斎栄之はタイトルにあるとおり、旗本の出身から浮世絵師になった人で、明治時代に外国に多くの作品が渡ったため、あまり注目されてこなかったのか、この展覧会も世界初だそうです。
美人画が堪能できる絵師ですね。門人の章もあって、人気で力のある浮世絵師だったことがわかります。
物語絵も、伊勢物語や源氏物語など、なんか優雅でしっとりした感じです。「紅嫌い」←その通り、紅を使わない刷り、「紫絵」←紅嫌いから特に紫を多用した色合い、の手法を初めてみたと思います。どちらもシックで、新しい浮世絵の魅力を知りました。
後期も楽しみです。図録も買ったので読み込んでおこう。
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同時開催とある、「武士と絵画」がまた素晴らしかったです。
ここで、徳川家光のへたうま個性的な絵に出合えるとか。鍬形蕙斎(北尾政美名義含む)に、酒井抱一、鈴木基一に、ともりだくさんでした。
常設展も!曽我蕭白とか、豪華。やっぱり千葉市美術館はいいですね。