梅雨明けのすごく暑い日に。
日美のアートシーンで、香道の展示があるとのことで行ってみました。宝物殿どこから入るのかわからなくて増上寺の周りをうろうろしちゃった。普通に中に入ればわかりやすかったです。
香道と聞いて思い出すのは『丘の家のミッキー』。主人公の恋人が香道の家元の息子という設定で、香りは聞く、とか組香とか、豆知識なことを知った覚えがあります。
増上寺宝物殿、入ってびっくりしたのが、
篠田桃紅の作品が!こんなところで!うれしい。
撮影可だったのでいっぱい撮っちゃった。
オペラシティの篠田桃紅展でも、建築物での作品はたくさん紹介されていていつか見れるといいなあと思っていたので思いがけない出合いがうれしかったです。
肝心の香道ですが(こちらは撮影不可)、今で言うテキストや心得などの書物、掛軸などの展示。特に『香道軌範』という書物に香炉の説明(こういう香炉にはこういう風に香をのせる、みたいな説明に見えた)が挿絵付きで書いてあって。なんかとぼけた鳥のイラストが描いてあるなあと思ったら鴨の香炉の説明でした。なんとも可愛かった。
次に香道のお道具の展示、そして香の展示。ガラスケースに入っているので香りは分かりませんが『六十一種名香一覧』あと、有名な『蘭奢待』。和紙を組み合わせた素敵な展示でした。聞香体験会、講演会などもあったようなので、参加してみたかったな。
ポスター、入口など、アートワークが素晴らしかったです。