旅の目的は主にアートです。

旅は日帰りも含みます。近くの美術館から遠くの美術館まで。観たいものは観たい!気ままな鑑賞日記です。

宇野亞喜良展 東京オペラシティアートギャラリー 2024.6

 


GW〜5月は自分の作品の制作に追われて結局ひとつも展覧会に行けず、見逃したのもちらほら……。宇野亞喜良展、お正月の日曜美術館もよかったし、早めに行きたかったのに、結局6月に入ってからとなってしまい、混んでる中での鑑賞となりました。一部を除き撮影可だったので画像多めです。

宇野作品との出合いは、イラストレーションだったので

ここらへんのイラストのイメージ、書き文字も素敵

グラフィックデザイナー時代の作品をあらためて観たので新鮮な気持ち。

明治チョコレートのパッケージ

リサイタルのアートワーク

マックスファクターの新聞広告シリーズ

マックスファクターの新聞広告

マックスファクターの中でもこれは、新聞広告の印刷の粗さを生かして、ボッティチェリの春にモデルさんを溶け込ませたもの。素敵。

装丁 ムッシュウ・寺山修司は愛読書です

寺山修司があちこちにいました。

木枯し紋次郎の装丁で思い出すこと

大学時代、宇野さんが講義にいらしたことがあって、木枯し紋次郎の挿画を描くときに、確か、何かの衣装の名称をおっしゃって、固有名詞だけで、知らない衣装だと描けないから大変で〜みたいな話をしてくれた記憶があります。そのときさらさら〜と黒板に描いてる左手を、美しいなとぼんやり思って見てました。

コクーン歌舞伎の舞台幕

アングラ演劇のポスターでよく見るな〜とは思っていましたが、グラフィックだけでなく美術、企画でも携わっているのだな、と。

毛皮のマリーの衣装スケッチ

毛皮のマリーといえば美輪明宏さんですが、宇野さんのイメージだとこんな感じなのね。

不思議の国のアリスをモチーフにしたお芝居のアートワーク

星の王子さまのセット

スタジオライフ シェイクスピア十二夜の舞台セット

他には、作家や画家をモチーフにした作品など。

澁澤龍彦

セザンヌ

ピカソ

セザンヌは「OH!セザンヌ」というタイトルだった。なんかおちゃめ。

印刷インクの実験的な作品

かと思えば、こんな実験的なポスターも。バレエ公演のポスター。

立体作品も同じイメージの世界

最近の作品、俳句をモチーフに

BUCK-TICK RAZZLE DAZZLEのジャケット

RAZZLE DAZZLEの思い出は、ノイタミナ(深夜アニメ枠)の「屍鬼」のオープニング曲が、なんてかっこよくてストーリーにぴったりなんだろう?と調べたらBUCK-TICKで、びっくりして、いや、まだこんなにかっこよくて活動しているんだ!と感激して収録しているCDを買ったら、アートワークが宇野さんでさらにうれしくなった記憶があります。BUCK-TICKファンなのかな〜って方もちらほら見かけました。

マジョリカマジョルカ

マジョリカマジョルカは化粧品、すごく可愛い耽美で好きでしたね。ミラーはいまだに使っています。

マジョリ画

マジョリ画は似顔絵メーカー、作ったけど、もうどこか行ってしまったな、ちゃんと取っておけばよかったです。

日曜美術館新春スペシャルでのんさんとの対談で描いた絵

展覧会の最後を飾っていました、そして、

最後の宇野さんの挨拶文に直筆サインが添えられていました。挨拶文で印象に残ったのは「イラストを生産している」って言葉。その頭、その手からなんでも生み出せるのだろな。その証拠に、15才の時の自画像やスケッチは、天才ってすごいなというものでした。

15歳の時の自画像とスケッチ

18歳の時のクロッキー


日曜美術館横尾忠則と対談していたけど、二人とも年齢を超越した何か、でしたね。一緒にたい焼きを食べる姿はかわいくて思わず笑ってしまいました。

オペラシティでは6/16までですが、巡回の予定があります。
2024年9/14~11/9 刈谷市美術館 2025年1/25~4/6 群馬県立館林美術館