3日目:小豆島
宿泊したホテルの朝食が和食のみで、どうしてもパンが食べたくてコンビニに。小豆島へのフェリーは9時発なのでのんびりの朝です。
土庄行きのフェリーはクーポンが使えたので往復で購入。土庄港に着いたら南廻り福田線のバスでまずは福田港へ移動します。今回もバス1日フリー乗車券を購入。ICカードが使えるので、乗る回数によっては必ずしも得になるとは限りませんが、楽なので。(私は前回も今回もお得で乗れました)土庄港〜福田港〜寒霞渓〜草壁港〜土庄港と回ります。
少し歩いて福武ハウスに到着。
2013年からアジアと繋がるプロジェクトが進んでいるスペースです。『時代の風景・時代の肖像+++』をテーマにアジアの現代美術作品が見れます。
あと、昔見た、森村泰昌、森万里子の映像作品を見て懐かしかったり。
その後は、福武ハウスから寒霞渓までの臨時バスがあるので、それを待つ間に『葺田の森テラス』で昼食。
小豆島の特産物を使った美味しいお弁当と季節のシロップジュースなどが楽しめます。
食事の後は、『葺田パヴィリオン』を鑑賞。
寒霞渓行きの臨時バスで移動。バスといっても大型タクシーのような車でしたが。みんな無事に乗れてよかったわと思うくらいの定員6名くらい?という感じ。出発の時、運転手さんが「途中、ちょっとだけ作品が見えますが、それ以外は景色は楽しめません」みたいなこと言っていました。作品は『イ・スーキュンのそこにいた』カーブする時にちらっと作品が見えて、そこは徐行してくれました。トンネルにでも入るのか?と思いましたが、車窓は普通に楽しめましたよ。30分ほどで寒霞渓山頂に到着です。
瀬戸内海国立公園 寒霞渓 (かんかけい)
大渓谷と海を一望できる景勝地です。
春会期には制作風景も公開していた作品。青木野枝の作品は豊島で知って好きになって府中市美術館でやってた展覧会を見に行きました。
直径約4mの鉄の球体で作った見晴台。鉄の色はすでに錆色が出ていて。これからの変化が興味深い。
作品と景色を楽しんでからロープウェイで山を降ります。(ロープウェイの切符もクーポンで購入可能でした)こううん駅に着いて紅雲亭から神懸線のバスで草壁港へ移動です。草壁港に着いたのは16時、同じバス停で土庄行きのバスに乗り換えなので、しかもすぐそのバスが来るのでほとんどの人が土庄へ戻るようでした。私は16時31分のバスで戻るつもりで最後の作品鑑賞です。青木野枝目当てで小豆島へ来たけれど、ここでの作品で、ああ、やっぱり小豆島に来てよかった、と心から思いました。
こえびスタッフの人から「やっと海に出られました、3年前はあそこに、陵の上でしたから」の説明にピンときて!「ああ、3年前、あそこにあった塔ですか?ほんとだ!」と思わずはしゃいでしまいました。
このときに見た、『辿り着く向こう岸ーシャン・ヤンの航海企画展』陸にいた、この船や塔が、海の上でその続きの作品として完成されたのでした。うれしい再会、わ〜!やっぱり小豆島に来てよかったなあと感激しました。
作品を堪能して、土庄港へ戻ります。草壁港はコロナの影響で休港中のため、少し寂しい感じでした。作品公開も、16時半までなのか、スタッフさんも店じまいをしていました。
バスは10分遅れで到着、混んでいたけど何とか乗り込み(どのバス停でも行列なのでその後に2台ほどバスを出したようでした)ただ、道路も混んでいて、時刻表の到着時間より大分押していて……このままじゃ、17時半のフェリーには間に合わないかも?と焦ってきました。そのフェリーに乗れなかったら次のフェリーだと屋島に間に合わないので、予定変えて高速船にすれば間に合うかな?などとぐるぐる考えていました。
幸い、フェリー出発の10分前!に土庄港へ到着、ダッシュで乗り込み間に合いました。お土産買ったりはできなかったけど、まあ、こんなこともあるわね、とのんびり高松港への帰路を過ごしました。
あと、小豆島のフェリーは降りる時、車と人が同時に降りるので、方向を間違えると歩行者はすごく待つことになるので注意です。(←自分に言い聞かせ)