昔、『週刊グレートアーティスト』という雑誌、というか毎週、1人のアーティストを取り上げた冊子が出て、100号発刊、全部集めてコレクションに!(専用ファイルも売ってたような…)いわゆるデアゴスティーニ的な。 最初は2冊創刊で安かった記憶…、ゴッホとルノアールだったかな。ん?もしかしてデアゴスティーニの走りだったのかも?で、アートが好きだったのもあるけど、美大を目指していた高校生の私は勉強になるかも、とせっせと買ってました。好きなアーティストはもちろん、そうでなくても毎週せっせと。
で、100まで買ったかは覚えてないのですが結構最後の方まで買ってました。これで出会えて好きになったアーティストも結構多かったので、よかったな〜と思ってます。
ブリジット・ライリーもその中の1人。日本では38年ぶりの展覧会ということで、初めてその作品が観れる〜と興奮していってきました。そのタイトル通り、ゆらぎを感じるオプ・アートの作品の面々。広い空間を贅沢に使っていてよかったです。たまに吸い込まれそうになったりちょっと酔いそうになったり、とゆらいできました。近寄ってみると、微妙な線の幅の違いがわかったりして、とても綿密に計算されて描かれているのだなあと。
どの作品も魅力的でしたが、白い壁に溶け込んでいくような錯覚を覚えた「大滝2」が好きでした。
DIC川村記念美術館は、ちょっと遠いけど庭園もきれいで広くてお散歩しがいがあって、日帰り旅行的な感覚で行けて大好きです。駅から無料送迎バスもあるので車に乗らない族の私にもやさしい。美術鑑賞の後は自然散策、時期的にお花は少なめだけど蝉時雨の中夏休み気分を味わえました。