以前何かで知った池袋モンパルナスが取り上げられてたので行ってみました。
ニシムイ美術村はよく知らなかったけど。
由来となったモンパルナスとか他にもソーホーとかトキワ荘とか
同じ志を持つ芸術家たちが集まるって素敵ですね。
佐伯祐三、松本竣介、藤田嗣治、丸木位里・俊、林武、北川民次、靉光、
など知った名前から、自分のまだ知らなかった作家も詳しく説明があって、
興味深く、勉強になりました。資料の居住地の地図なんかも。
外国への憧れ的な洒落た作品から、だんだん、戦争の色が濃くなっての
憂いたような作品が多くなってきたりとか、戦後の生きるためだったろう
米軍お土産用の「きぬこすり」とか。切なくも力強い作家たち。
われらの先祖から
人間は集まって生きてきた
今更ひとりぼっちでは滅亡する
おしゃべりをしたり
集まったりすることは意義深し
色と線との画宝の生活
恋をするにも下塗が肝心だ
略
絵描き同士の友情だけは
印象派ではあっけない
理解して引いたデッサンのように正確でありたい
↑
第一回池袋美術クラブ展覧会の目録にあった
小熊秀雄の詩より
感動して思わずメモしてしまいました。
じっくりじっくり楽しみました。
板橋区立美術館、こじんまりしているけど、いい美術館です。「永遠の穴場」って謙虚すぎる。
この展覧会の後、2019年6月頃まで改修のため、休館中。
再開を楽しみにしています。