演劇が好きでたまに観に行きます。
寺山修司も好きで5年前の没後30年のときにたくさん発刊された書籍を読んだのですが、笹目浩之さんのポスターハリスの本がとても印象に残っていたので、ポスター展にはいつか行きたいなと思っていました。
今回、3会場でやっていたのだけど、年末年始忙しく、会期ギリギリになんとかヒカリエホールだけ行ってきました。
ホール一面に天井から吊された、ポスター、ポスター、ポスター!
圧倒されました。
どのポスターも興味深くて近寄って読んだり、離れて全体を見たり…。昔のは年が入っていなくて作品リスト必須でした。
アングラ劇の公演場所が、花園神社は知っていたけど、
目黒不動尊とか、
湯島天神境内とか、
上野不忍池とか、
下北沢本多劇場建設地とか、(建設前から?!)
池袋駅東口ビックリガード横とか、(どこ?それ?その1)
東京湾月島埠頭《石炭船》とか、(どこ?それ?その2)
東京湾沖縄部落とか、(どこ?それ?その3)
時代の風を感じました……。
ポスター下に入っている宣伝もおもしろいです。西武美術館の宣伝が多かったかな。
「演劇の記憶、時代の記憶、デザインの記憶、都市の記憶」というタイトルにピッタリでした。
もちろん、アングラ以外にも、最近のお芝居のポスターもありましたよ。自分の観たお芝居のポスターがあるとうれしかったり……。
寺山修司、今年は没後35年だから、また他にもいろいろとイベント等あるみたいですね。
ちなみにテラヤマ好きになったのは……何がきっかけだったかは……忘れました。(さすがにアングラ劇流行の世代ではないです)
渋谷ジアンジアンの椅子、一回だけ友人のお芝居を観に行ったことがあるので 座ったかも……。