島根県立美術館 とおまけの旅行記 2017.7

夏休み続き

もう9月になってしまいましたが…。

植田正治写真美術館を堪能した後は、大山牧場、水木しげるロード＆水木しげる記念館へ。

この後のセリフは「腹が減るぞ！」いかす！

そして島根に移動して翌日は小泉八雲記念館＆旧居と島根県立美術館をまわりました。

島根県立美術館、大きい、そして優雅なラインが美しい…。設計は菊竹清訓。

レンタカー屋さんにあった割引券、ひょうたん型！かわいい！ 割引の判子を押した後、「しおりにどうぞ」って返してくれました。

来訪時の企画展は江戸のあそび絵展。巡回展なので、あれ？どこかでもう観たかな？と思ってたのですが、 東京ではやってなかったみたいなので、まあ、浮世絵は好きでいろいろ観に行っているから既視感もしょうがないなと。 近くでは、太田記念美術館での浮世絵動物園（確か）で観た大小暦なんかもあって、さらさらと鑑賞。

そして、コレクション展に。これがすごくよかったです。

葛飾北斎の「諸国瀧廻り」「諸国名橋奇覧」から ギュスターヴ・クールベやクロード・モネなど西洋絵画。

島根出身のガラス作家、舩木倭帆（初めて知りましたが）の作品に、 他にも島根に由来のある作家の作品。

先の小泉八雲記念館で知った息子の小泉清の作品も。 小泉清、自死したとのプロフィールに何とも言えない気持ち。先に小泉八雲記念館で八雲の一生を追っていたせいか…。

そして、杉本博司「海景」シリーズ

1室にいろんな海、水平線が！南太平洋にイオニア海、アドリア海、黒海、地中海、etc. 海は一つでつながってるからいろんな、という表現は変だけど！ 真ん中に一人でポツンといると、海に囲まれているみたいだしすっごく不思議な、気持ちのいい気分になりました！ いい経験した！ 他で観たときあると思うのだけど、こんなに壮大に展示されていたのは初めてだったので、 本当に素晴らしかったです！

最後に、この島根県立美術館は、夕焼けがきれいな美術館で有名で、 3〜9月は日没の30分後が閉館時間という粋な計らいなのだけど、 帰りの時間が迫っていてその時間までいられなかったのでした。 残念。また絶対来よう！遠いけど。

鳥取も島根も最高にいいところだった！ 再訪を誓います。

松江城のお堀。お城ときれいな水のお堀と住宅地が同居してる。お散歩が楽しかったです。